NOTE

発掘ノート

AI活用

受付にAIがいたら、ちょっと助かるかもしれない話。

受付AIの画面を表示したタブレットを受付に置いている様子

現在To-chiでは、自社企画イベントで実際に使用するための「受付AI」を開発しています。

きっかけは、とても小さな困りごとでした。

イベントを開催すると、初めて参加する方への案内や、受付方法の説明など、どうしてもスタッフが対応しなければならない場面があります。

もちろん、人が対応すること自体に問題があるわけではありません。

ただ、イベントの準備や進行をしながら受付も行っていると、いくつもの作業が同じ時間に重なってしまうことがあります。

参加する側から見ても、初めて訪れた場所では、

「まず何をすればいいんだろう」
「誰に聞けばいいんだろう」

と少し戸惑うことがあります。

そこで思ったのが、

「受付にAIがいたら、ちょっと助かるかもしれない。」

ということでした。

受付を無人にしたいわけではありません

今回作っている受付AIは、受付をすべて自動化するためのものではありません。

初めて来た方への簡単な案内や、よくある質問など、AIでも対応できることは手伝ってもらう。

そして、人が対応したほうがよいことは、きちんとスタッフにつなぐ。

そんな役割分担を考えています。

AIを入れることで人を減らす、というよりも、

「AIに任せられるところは手伝ってもらって、人が本来やりたいことに少し集中しやすくする。」

今のところ、そんな使い方のほうがTo-chiにはしっくりきています。

まずは、自分たちの現場で使ってみる

受付AIは現在、実際のイベントで使用できるところまで最終的なテストを進めています。

画面の分かりやすさや、初めて触る人でも迷わず使えるか。

AIはどこまで案内して、どこからスタッフに任せるのか。

実際に使うことを前提にすると、作っている途中で見えてくることがたくさんあります。

そして開発を進めるうちに、

「これ、イベント以外の場所でも使えるかもしれない」

という可能性も少しずつ見えてきました。

店舗や施設、スクール、地域の活動場所など。

人が常に受付に立っているのは難しいけれど、初めて来た方をきちんと迎えたい場所は、意外とたくさんあります。

「AIを入れる」より、「どこにAIがいたら助かるか」

AIを使える場所は、これからもっと増えていくと思います。

でも、何でもAIにすれば便利になる、というわけでもありません。

「AIを導入したい」から考えるのではなく、

「今ちょっと困っていることの中に、AIが手伝える場所はないかな?」

と考えてみる。

今回の受付AIも、そんな小さなところから始まりました。

まだ正式なサービスとして完成したものではありません。

まずは自分たちの現場で使いながら、試して、直して、また試して。

「ここにAIがいたら、ちょっと助かるかもしれない。」

そんな場所を、これからもひとつずつ探していきたいと思います。

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